|2018/04/30
ほこりの掃除方法を徹底解説!掃除のコツとほこりを減らす簡単な習慣
いつの間にか部屋に溜まり、掃除してもなかなかなくならないほこりにお困りの方は多いのではないでしょうか。
今回は基本的なほこり掃除の方法と、コツ、ほこりをためない習慣を紹介します。
ほこり掃除の基本!ほこりの5つの原因と掃除方法をおさらい
まずはほこりの原因と掃除の基本を紹介します。「掃除のやり方は知ってるけどなくならなくて困ってるんだよ!」という方も1度目を通して見ることがおすすめです。
意外な原因や見落としがちな掃除方法もあるかもしれませんよ。
ほこりの原因
ほこりは以下に挙げるような小さなゴミが、空気の流れに乗って集まり目に見える形になったものです。
- ・衣類や紙の繊維
- ・細かい砂
- ・花粉
- ・人体から出るゴミ(フケ・垢・髪の毛)
- ・ダニの死骸
上記に上げたように、ほこりは見た目にも不快な上、放っておくと不潔でアレルギーの原因になる恐れもあります。さらに湿度をためやすく、栄養も豊富なので細菌の温床になる可能性もあるといえるでしょう。
基本的なほこりの掃除方法
基本的なほこりの掃除方法は以下の通りです。
●タイミングは朝一番か帰宅してすぐ
人が歩いて活動していると、空気が動き、室内にほこりが舞っている状態になります。寝ている間や外出中にほこりが下に落ちたタイミングで掃除することがポイントです。
●掃除中は窓を開ける
いくら気をつけても掃除中はほこりが空気中に舞いやすくなります。舞ったほこりが再び室内に落ちる前に外に出て行くように窓を開けて換気するようにしましょう。
●掃除箇所は上から下の順に
床を掃除した後に棚や天井の照明などを掃除すると、取りこぼしたほこりがまた床に落ちてしまいます。上から掃除を始め、下に溜まったほこりをまとめて取るようにすると効率的でしょう。ほこり取り以外の掃除にも共通する掃除の基本です。
●手順は乾拭き→掃除機→水拭き
いきなり掃除機をかけると、部屋の空気が大きく動き、特に排気口の周りのほこりが飛び散ります。
まずはハンディほこり取りや、布、ドライタイプの掃除シートなどで高いところや家具・家電、床のほこりを取ってから、取り残しを掃除機で吸い取り、最後に細かなほこりを水拭きで取り除くとよいでしょう。
2度手間は徹底排除!ほこり掃除をラクにする4つのコツ
部屋のほこりをなくすには毎日のこまめな掃除が大切ですが、仕事などで忙しい場合、毎日窓を開けてしっかり掃除するなんて難しいですよね。
ほこりが気になってサッと掃除するときに少し気をつけるだけで、ほこりが減って掃除がグッとラクになる掃除のコツをいくつか紹介します。
1.お掃除シートや雑巾は同じ面を使い続けない
ほこりのついた掃除シートや雑巾で別の場所を拭くと、ほこりが再び付着してしまい、何度拭いてもすっきりきれいになりません。
面倒でも掃除シートや雑巾はひと拭きするたびに交換するか折りたたんで面を変えて使うことがポイントです。
2.水拭きの水に●●を混ぜて静電気対策
棚や家電などにほこりがたまる原因には静電気が挙げられ、静電気が発生しないようにするだけでもほこりが溜まりにくくなり、掃除の手間が省けます。
静電気が発生しにくくする専用の薬剤も売られていますが、柔軟剤やリンスを薄めた液体も同様の働きをしますので、いつでも使えるように200倍(1リットルに小さじ1杯)ほどに薄めた液体を用意しておくと良いでしょう。
3.ほこりのついた掃除用具はすぐ洗うor捨てる
掃除に使ったほこりだらけのワイパーや雑巾などをそのままにしておくと、再びほこりの発生源となってしまいます。
すぐに水洗いするか、取り替え式の物は処分しましょう。
4.窓や空調周辺のほこりは要注意
窓やエアコン周辺に溜まっているほこりは要注意です。窓を開けたり、エアコンをつけたときにほこりが舞い部屋中にひろがります。
気になる部分のついでにこの2箇所ほこりがたまっていないかチェックして、掃除しておくことがおすすめです。
部屋のほこりを減らす3つの簡単な習慣
ほこりをためない方法はズバリ「部屋のホコリの絶対量を減らす」ことです。
ほこりの発生・侵入を防ぎ、目についたほこりを随時除去するだけでも、部屋のほこりが減って全体の掃除が楽になりますよ。
1.ほこりの発生源となる布製品を増やさない
布製品は、ほこりの発生源となりますのでできるだけ増やさないようにし、衣類やタオルなどは、できる限りクローゼットや引き出しなどに収納しましょう。
ほこり掃除の手間を何としてでも減らしたい方は、カーペットや不要なクッションなどを思い切って処分するのもアリかと思われます。
2.衣類のほこりを落としてから帰宅
衣類に付着したほこりが室内に舞う恐れがありますので、できるだけ部屋に入る前にほこりを落としておくことを習慣づけましょう。
手で軽くはたいても良いですし、ブラシやコロコロクリーナーを使用するのも良いかもしれません。
また、洗濯物を取り込むときにも軽くはたいてから取り込むと余計なほこりを室内に持ち込まずに済みます。
3.「ついで」にほこりも取る
机の上の整頓・台所の掃除・トイレ掃除など、人それぞれ頻繁に掃除を行う場所があるかと思います。
そのときに、目に付いた手の届く範囲だけでも良いのでついでほこり取りを行うことで、部屋の中のほこりの絶対量を減らすことができます。
効率的にほこりを掃除してすっきりしたお部屋に
なかなか消えてくれないほこり取りにかける労力は極力少なくしたいですよね。
部屋のほこり掃除にお悩みの方は、今回紹介した二度手間を減らす掃除のコツと、ほこりを減らすための習慣、ぜひ実践してみてください。
定期的にすっきりとほこりをなくしたいという場合は、家事代行の利用もおすすめです。